ウオッチマン・ニー全集第五十七巻
目 次
序文


前書き

第一部:福州での談話、一九四七年九月

第 一 編 神のあわれみ

第 二 編 つまずかないことについて

第二部:上海でのメッセージ、一九四八年四月―五月

第三編 今日のわたしたちの奉仕の道とその極めて重要な点

第四編 からだの回復と務めの権威

第五編 教会の道

第六編 神の回復の働き(一)

第七編 神の回復の働き(二)

第八編 同労者の証しと論評

第九編 からだ全体の奉仕と権威の回復

第十編 からだの導きとからだ全体の奉仕

第十一編 土の器の中にある宝とエルサレムの原則

第十二編 真理の絶対性と、からだと肢体との関係

第十三編 コリント人への第一の手紙第十二章におけるからだと、働きの道

第十四編 金銭と職業             

第十五編 教会の荒廃と教会の前進

第十六編 マモンを対処することと神に仕えること

第十七編 交わりと勧め

第十八編 からだ全体の奉仕

第十九編 同労者が注意すべき事柄

第二〇編 からだ全体が奉仕する

第二一編 マモンからの解放、務め、権威

第二二編 からだの中で権威を行使することと、からだの感覚

第二三編 自ら貧しくなり、権威に服従する

第二四編 魏光禧兄弟に対するニー兄弟の別れの言葉

第二五編 砕かれることと務め

第二六編 働きに関する報告(一)

第二七編 働きに関する報告(二)

第二八編 福音のための祈り

第二九編 商売に携わっている人たちとの談話

第三〇編 聖徒たちの証しと勧めの言葉

第三一編 教会と働きとの関係、教会の意義と権威、教会との一体化


序 文

 

本全集の第五七巻は、二部構成になっており、ウオッチマン・ニーによって与えられたメッセージと交わりであり、一九四七年後半と一九四八年前半に彼の務めが回復された時に与えられました。

 第一部は、一九四七年九月に福州におけるニー兄弟と魏兄弟との個人的な交わりのノートから構成されています。そのノートの内容は、あまり詳しいものではありません。

 第二部は、一九四八年四月と五月に、上海で持たれた全国の同労者の特別集会で与えられたメッセージと交わりから構成されています。

 ニー兄弟の交わりのほとんどは、教会の公の集会においてではなく、同労者の集会において与えられました。彼が特別集会で全教会に対して語ったのは、数回だけでした。これらのメッセージにおける彼のおもな負担は、教会が今日地上で歩むべき回復の道、からだの生活の回復、同労者の組み合わせ、務めと権威、地方教会と働きとの関係、金銭の束縛からの解放、福音を宣べ伝える道、普遍的な祭司の奉仕に達する道です。

 本巻は、魏光禧兄弟と彼の先妻である林意天姉妹が筆記した集会の簡単なノートから構成されています。文章の構造を若干整えた以外、大部分は原稿どおりです。

前書き

 神のあわれみによって、上海に在る教会は一九四七年に大きな復興を経験しました。その知らせが他の地域に広まると、福建省と広東省の諸教会は、香港に在る教会と共にわたしを招待しました。同時に、中国北部と南部の同労者たちは、西部の同労者と共に、翌年上海に集まり、同労者の特別集会を開き、主の恵みを分かち合うことを決めました。一九四七年の終わりに、汪佩真(パール・ワン)姉妹と李拉結(ラケル・リー)姉妹とわたしは、香港へ行きました。それから、わたしたちは広東、汕頭、厦門(アモイ)へ行きました。最後に、一九四八年の三月、わたしたちは福州へ行きました。これらすべての場所で、わたしたちは特別復興集会を持ちました。福州での集会の後、わたしたちは前もって立てていたスケジュールにしたがってニー兄弟の家に行き、主の回復の将来に関してニー兄弟と個人的な交わりを持ちました。この知らせが伝わると、福州周辺の三、四十人の同労者が異口同音に、自分たちもこの交わりに加わりたいと求めてきました。ニー兄弟の承認を受けて、彼らはみなそれらの集会に参加しました。これらの交わりの中で、ある日、自分自身を「明け渡す」必要性が持ち出されました。全員が喜んでこれに同意しました。このことが、ニー兄弟の務めの回復をもたらすことになりました。まずニー兄弟は、福州の集会の必要を顧みました。その後、彼は四月にわたしと一緒に上海へ行き、全国的な同労者の特別集会を指導しました。魏光禧兄弟と彼の姉妹は、各地で持たれたほとんどの集会に参加していました。本巻の内容は、彼らの簡単な筆記から取られています。

 わたしは、ニー兄弟の務めが回復されたこの期間中、初めの二つの集会を除くすべての集会に出席しました。そして、集会を指導するのを手伝いさえしました。わたしは兄弟と、顔と顔を合わせて座り、これらのメッセージを自分の耳で聞きました。解き放たれた光は、真昼の太陽の輝きのようでした。それ以来すでに四十三年が経過しましたが、この光を再び朝日のように輝かし出す必要が今もあります。主の主権の下で、魏兄弟と彼の姉妹の原稿が残っています。わたしがそれらを読み返した時、どのメッセージも夜明けの光に満ちていました。わたしが最も印象付けられ、最も大きな助けを受けたのは、次の八つの点です。(一)キリストのからだを認識し、実際化すること、(二)自己を認識し、否むこと、(三)キリストのからだの権威を認識し、服従すること、(四)同労者たちがエルサレムの路線を認識し、受け入れること、(五)キリストのからだ全体の奉仕と組み合わせ、(六)自分自身と自分のすべての所有を明け渡すことの必要性と実行、(七)同労者間の導きと組み合わせ、(八)キリストのからだの奉仕における聖霊の重要性。どうか主がわたしたちにあわれみと恵みと祝福を賜わり、以上すべての点が、主の回復におけるわたしたちの働きと奉仕において豊かに実現されますように。

                 李常受(ウイットネス・リー)

      一九九一年七月十九日 米国カリフォルニア州アナハイムにて